樋口唯 / 香立て
樋口唯 / 香立て
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▽ バイヤーより
樋口唯さんの作品を初めて見た時、自然の中で逞しく生きる力強さと、手のひらにのせて撫でてみたくなるような可愛らしさ、その2つを同時に感じました。
子供の頃から小さいものや古いもの、民芸品が好きだったという樋口さんが作り出す作品は、まるで長年暮らしの中で大切に使われながら受け継がれてきたもののような、じわじわと滲み出る魅力に溢れています。
その中でも特に印象的な小さな箱型の作品(樋口さんは小小小筥”こここばこ”と名付けている)を、今回steefの為に蓋付きのお香立てとして新たに制作していただきました。
両手で包み込めるくらいの、陶器でできた小さな箱。
蓋を開けると、受け皿に空いた穴にお香を差し込めるようになっています。
お香に火をつけて蓋を閉めると、蓋に施された装飾の隙間から煙が上がってくる様子が楽しめます。
灰はそのまま受け皿に残るので、周りが汚れる心配もありません。
蓋に描かれているモチーフは、樋口さんの好きな植物や身近な風景の中にある植物をイメージして、いっちん描きという技法で1つずつ描かれています。
葉の波波が力強い”野生のチューリップ”や、2羽の鳥が寄り添う”桃ノ木と鳥”、日本ならではの美しい”藤”や”椿”や”沈丁花”などの花々。全部で11種類の絵柄をご覧いただけます。
使用している土や釉薬は1つずつ異なる為、同じ作品は1つとしてありません。
お店では実際に蓋の隙間から煙が立ち上る様子をご覧いただけます。
わたしと同じように、何故だかわからないけど「箱」という存在に心惹かれてしまう…という方には是非ご覧いただきたい特別な作品です。
樋口唯 - 陶芸家
1992年 神奈川県横浜市生まれ
東京藝術大学で陶芸に出会う。
大学院卒業後の昨年4月より愛知県へ移住し、器や陶筥など生活に寄り添った日常使いの小物を中心に制作している。
サイズ
12 × 6 × 高さ5cm
※一点ものですので個体差がございます。
※steefでお取り扱いのある東京香堂のアソートセットやFirst Collectionの、
長さ7cm程度のお香が収まるサイズ感です。長いものは丁度良いサイズに折るなどして調節してご使用ください。
また、お使いのお香の太さによっては穴に入らない可能性もございます。
不安な方は予めご確認の上ご購入くださいませ。(購入後の返品等はお受けできません。)
素材
陶器
原産国
日本
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